年収と手取りの違い
1年間の総支給額(年収)と、そこから引かれた後の手取り額の違いを理解する。
年収(額面)とは
年収(額面)とは、会社が従業員に支払う1年間の給与の総支給額のことです。各種手当やボーナスも含みます。ただし、この全額が自分の手元に入るわけではありません。ここから税金や社会保険料が引かれます。
- •会社が1年間に支払う給与の総額
- •ボーナスや各種手当も含まれる
- •社会保険料や税金は引かれる前の金額
「引かれるもの」の基礎
年収から引かれるのは主に税金(所得税・住民税など)と社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料など)です。これらは「控除(こうじょ)」と呼ばれ、会社が給与から天引き(源泉徴収)して国などに納めます。
- •所得税、住民税などの税金
- •健康保険、年金などの社会保険料
- •会社が代わりに天引きし、国に納める(源泉徴収)
手取り年収の計算
手取り年収とは、年収(額面)から税金や社会保険料などの控除額を差し引いた後、実際に自分の銀行口座に振り込まれる金額です。一般的に、年収の75〜85%程度が目安となります。
- •年収から控除額を差し引いた金額
- •生活設計の基準とすべき金額
- •年収の75%〜85%程度が目安
源泉徴収票の確認
1年間の正確な年収と、そこから引かれた税金や社会保険料の総額は、会社から発行される源泉徴収票で確認できます。年末調整後、通常12月〜1月に渡されます。転職時や住宅ローン申請時などにも必要になる重要書類です。
- •年収(額面)の確定額が記載
- •控除された税金・社会保険料の額も記載
- •年末調整後に会社から渡される重要書類
年収を見る時の注意点
就職活動などで求人情報を見る際、記載されているのは原則として年収(額面)です。手取り額ではないため、「額面の通りに使える」と誤解しないよう注意が必要です。生活設計は必ず手取り額を基準に考えましょう。
- •求人情報の年収は「額面」が原則
- •実際に使えるのは「手取り」
- •手取り年収を把握して生活設計する
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